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ちょっと詳しい施工実績~スレート屋根の編 タスペーサー・縁切りって何?~

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施工概要

工事内容 ・高圧洗浄 ・下塗り ・縁切り作業 ・中塗り ・上塗り
スレート屋根塗装のポイント まずどの塗装においても言える一番重要なポイントは、【下地調整】です。   スレート屋根での下地調整としては、高圧洗浄を行い苔や埃や砂や弱くなっている塗膜を落とさないことには、どんなにいい塗料を使っても本来の塗料の性能を発揮できないことが多くあります。                                       次にポイントとなる点として挙げられるのは【縁切り作業】です。       スレート屋根を塗装すると、屋根材と屋根材の重なり部分が塗料でくっついてしまうことがあります。                              しかし、つっくいたままの状態だと、仮に雨水が屋根材の下に回り込んだ時に水の逃げ場がなくなってしまうこと、適度な隙間が保てないために毛細管現象によって水を吸い上げてしまい雨漏りの原因になることがあるため、縁切り作業は大切な作業になります。                                                                                  ※毛細管現象とは細い管の中を水の表面張力により水が上昇・下降する現象の事です。 植物が水を吸い上げるのも、この毛細管現象によるものだといわれています。                                    タスペーサー工法による縁切り作業で適度な隙間を持たせることにより、通気性・排水性を保つことができます。 しかし、屋根材の種類や状況によってはタスペーサー工法での縁切りではなく、刃物等での縁切り作業になるパターンや、そもそも縁切り作業が不要な事もあります。                  このように、スレート屋根の塗装において縁切り作業いうのは屋根の通気性・排水性を確保する大切な作業になっています。